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仏蘭西生活つれづれ記
9 janvier 2014

これからは若者は西(京都)を目指す、その先は?

 

 年明けてそろそろ受験の季節。ここで興味深い調査結果。

 <以下記事からの引用>

大学別にみると、東京大学の志願者数は前年比94%であるが、文科類が前年比88%、理科類が同99%と

文科類の不人気が鮮明となった。また、東海以西の 志望者の減少率が高く、地方受験生の東大離れは

続いているという。

一方、京都大学は関東地区の志望者が大幅に増加しているという。

 

 ・・・なるほど就職難からか理系の方が好かれる傾向が出てきたのかも知れない。

だが、東海以西(=愛知県から西)から東大を受けに来る優秀な受験生は減少、

そして東京からわざわざ下京(上京の逆)する若者が大幅に増えていると言うのは、これまでの常識から

考えると珍現象。

つまり、西方の東大を目指せるほどの学力がある若者はそれでもやはり西にとどまる

さらに関東の優秀な若者は自宅通学が可能な東大を敬遠、はるか遠くの京都を目指す

これってみんな西に逃げているのと言って良いのでは???

 

現在は東大京大クラスを狙える受験生の多くはほぼ幼少時から教育環境が整った家庭の子女(=ある程度
知識・経済力レベルが高い層)になっている。 関東を捨てて関西に進学、4年ないしはそれ以上は猶予期間と
して関西に居住させる親がかなり増えていると見て良いだろう。

2014年度入学、卒業する頃には日本はどう変化しているか、就職は日本国内で色々な変化があって関西の方が
しやすくなっているかもしれない。
高学歴のついでに海外でさらに勉強を続ける人たちも今より多く出るだろう。英語を初めとする外国語は何ヶ国語も
出来るようにしておくには越したことはないだろう。

 

・・・・・実は私は上に書いたのとまるで反対のことをやっていた。日本がバブルになる前の平和な時代だった。

英語はそこそこの知識はあったが<海外怖い>で、コミュニケーションに必要な英語が全くできなかった、というか
やる気なかった。海外旅行に行くなど怖くて出来なかった。
そして出身地の関西が大嫌いで学生時代からそのまま東京に住み着いてしまった、職にありつくにも断然東京の
方が有利、ただの女の子扱いされない職場も東京の方が断然多かったのもある。
なによりも東京の人情は付かず離れずで気持ちよかった・・・。

3年前に全てがひっくり返った。

これからの若者はあらゆる環境の変化に耐えてしなやかにしたたかに生きていける者が勝ち残るだろう。

有名大学を出たことなどなんのハクにもならない時代になるかもしれない。例えば海外では日本人なら誰でも知ってる
日本の有名大学名を出してもまったく理解されない。

個人的には東京の有名私大に大金を投じて入学するのは2011年後の今はもはや愚行、無駄遣いで
しかないと思う。 

出願する前に良く考えてみては?、と言いたい。

記事の元データ(=河合塾の統計) http://www.kawaijuku.jp/news/data/20140108.pdf

付録:英ネイチャー(科学雑誌)のデータ地図

 

 

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仏蘭西生活つれづれ記
  • ニックネーム: sakura 21世紀になってからフランスに来たのですが 実はそんなに若くもありません。人生の後半は このままこちらに埋めることになりそうですが、 日ごろ思ったこと、感じたことを徒然に書いてゆきます。
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